この間、友人との話の中で、ドラマーにとっての楽器(この時はライドシンバル)とは何かというような事が話題に上がりました。

 

例えば植木職人にとっての鋏や鋸、板前さんにとっての包丁のようにドラマーにとって楽器は道具に近いもので、

出来ることなら一曲ごとにその曲にあった音に合わせて楽器も変えていきたいがそれはあまり現実的ではない、

とドラマーであるその友人は言いました。

でも仮に一曲ごとではなく、Aメロ、Bメロ、サビごとに変えたくなった場合、さらに短いスパンで幾つかの小節ごとに変えたい場合、そして最終的には一音一音ごとにその瞬間に合う音のシンバルに変えたいとなった場合、実際にその数のシンバルを用意するのは非現実的ですし、そもそもどんな音が要求されるかはその瞬間にならないとわかりません。
しかし良い楽器、自分に合った楽器というのはそれひとつに無数のニュアンスや音の引き出しを持っているものだと私は思います。
そんな夢のような楽器を探す旅というのが実はドラムを続けるひとつの大きなモチベーションだったりもします。
生産ラインの機械化や世の中の変化によって今は誰が叩いても出来るだけ同じような音が出るような商品が増えていると思います。
作る側からすると「商品」でもこちら側からするとやはりそれは「楽器」です。
手作り感や人の手作業を感じられるものの方が温もりがありプレイしていて安心しつつも刺激的だと個人的には思います。

 

ドラム講師 島田

 

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